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黒川温泉の近くで、静かに泊まるという選び方

湯めぐりは温泉街で、夜は谷の宿で。黒川温泉から少し離れて泊まるよさと、湯めぐりとの組み合わせ方を、宿の主人に聞きました。

お話:宿の主人

岩肌を流れ落ちる滝と木々

温泉街から、車で二十分の谷

つきしろは、黒川温泉の温泉街から車で二十分ほどの谷にあります。まわりに店はなく、夜は街灯もありません。聞こえるのは、ほとんど川の音だけです。

温泉街の宿のように、浴衣で下駄を鳴らして歩く夜はありません。そのかわり、部屋の明かりを消すと、星がよく見えます。

うちは、何もしないために来てもらう宿だと思っています。
— 宿の主人

湯めぐりと組み合わせるなら

黒川温泉には、三か所の露天風呂をめぐれる「入湯手形」があります。昼すぎに温泉街で湯めぐりをしてから、夕方につきしろへ。この順番で過ごす方が増えています。

主人のおすすめは、チェックインまでに湯めぐりを終えておくこと。夕食の前にもう一度、宿の大浴場に入ると、体がゆっくりほどけていくそうです。

入湯手形の料金や入れる時間は、変わることがあります。お出かけの前に、黒川温泉の案内所で確かめてください。

静かさのために、していること

  • 客室は九室だけにしています。
  • 大浴場は夜通し入れます。空いている時間を、貸切にすることもできます。
  • 門限はありません。玄関の鍵をお渡しするので、夜の散歩もご自由に。懐中電灯はお貸しします。

向いていないかもしれない方

夜に温泉街を歩きたい方には、温泉街の中の宿をおすすめします。つきしろから温泉街へは車が要り、夜の送迎はしていません。

合わない方に来ていただくより、先にお伝えしておくほうがいい。そう考えて、このことも書いておくことにしました。